110本の花が咲く桜は、それだけでも美しい。ハノーファーでは、1982年に小児病院近くのアルテ・ブルトに植えられた。1945年8月6日にアメリカが原爆を投下し、即死した広島の住民約11万人を記念している。
毎年4月の桜の季節には、ブルトにある広島の慰霊の森で家族や友人とピクニックが行われる。もちろん、書道、折り紙、音楽、マンガ、茶道もこのイベントの一部である。1992年、日本人は広島の爆心地の路面電車の線路の間にあった花崗岩の板を寄贈した。1988年には、日本からハノーバー市へ、HCC近くの市立公園に茶室を建設することで感謝の意を表していた。1995/96年には、ハノーファー日独協会がローズ・カフェの隣に日本茶庭園を造った。
両市の関係は多面的である。広島市は1983年から姉妹都市提携を結んでいる。広島には「ハノーファー庭園」が造られた。花壇はヘレンハウゼンの大庭園をモデルにしているが、規模は小さい。1712年に作られた日時計のコピーと3,000本の柘植の木もハノーファーから持ち込まれた。
両市で(そして世界的に)原爆投下記念日となるのは、8月6日である。原爆投下禁止を求める声もある(エーギディエン教会も参照)。広島は、当時敵国だったハワイ(米国)のホノルルとも双子都市である。
両市の市長の話や、「平和市長会議」ネットワークにおける核軍縮への取り組み、目撃談など、興味深い情報を聞きたい方は、該当するオーディオ・ウォークをダウンロードしてください。広島グローブには、QRコード付きのオーディオステーションも10カ所ある。ところで、桜祭りは日本語では何と呼ばれているのでしょう?お花見です!
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30173 ハノーファー